クローズアップ現代の国谷裕子キャスターを降板させるなんて

今期は、夜のニュース番組からことごとく大物キャスターが消えていくとあって話題だが、クローズアップ現代の国谷キャスターが降板するなんて、ちょ、ちょっと待って下さい。

同じく、有名な｢報道ステーション｣の古舘伊知郎さんは、もう長いこと辞めたくて、やっと受理されて、ホッとしている…。でも、クロ現の国谷さんは、決して辞めたかったわけではないし、辞めたいどころか何より続投を望んでおられることと思う。もう、全然意味が違う。

辞めさせられる理由として、
1.　2014年5月｢追跡"出家詐欺"｣
2.　2014年7月集団的自衛権の行使容認で菅長官とのやりとり

などが上げられているが、そんなんもう2年前の話。
責任を取るなら、2014年内に終わるべきこと。

上層部の意向でかってに辞めさせられることには変わりない。

ただ、確か数年前から視聴率の低下で、存続が危ぶまれていたことも
今なんとなく記憶にあるような…。

最後まで続投を強く要望した番組担当者に対し、国谷さんは｢そこまで思っていただいてやってきたかいがありました。｣と。

正直なところ、夜7時のニュースは、寝っ転がって見れるけど、クロ現が始まると、ちょっと襟を正して、正座とまでは言わないけど、聞き流して観るには、内容が濃いので、毎日欠かさず観ていたわけではない。

でも、ニュース後に流れてくるタイトルに釘付けになったり、ちょうど疑問に思っていたことをわかりやすく解説してくれるので、充実感があった。

いろいろなテーマで深掘りをしてくれ、気持ちの良いツッコミや歯切れの良さ。彼女ならではの切り口がなんともさわやかな、貴重な番組の1つであったことには間違いない。


お互いに信頼しあって協力しあってチームで作ってきた番組、もう国谷さんのクロ現を観ることができないのなら、クローズアップ現代というタイトルも、一緒に封印してほしい。国谷さん=クロ現のイメージをそのまま抱き続けたい。

それにしても国谷さん。23年もの長きに渡り、キャスターお疲れさまでした、そしてありがとう。また、どこかで是非お目にかからせてください。

---

スポンサーリンク

---